学会で事例報告とパネルディスカッションをした

haruo72006-09-02

 北海道の胆振支庁のとある町で開かれた、森林関係者の研究会に参加し、事例報告とパネルディスカッションをした。この研究会は大学などの研究者が主体のイベントであるが、当日は行政関係者も多く集まり、100人を越える規模で熱気がある中での学会となった。
 学生の頃に懇意にさせてもらっていた、H大学のM先生やS研究所のY研究員など、懐かしい人と会うことができて、とても楽しいひと時を過ごせた。私の報告後の質疑応答で、M先生から「内容が非常に面白く印象に残った」という旨の発言をいただき、素直に嬉しかった。しかしその後の先生の質問はまさに鋭く、うまく答えられなかったが・・・。また飲み会の場でY研究員が言っていた「人口減少化社会におけるこれからの地域づくり論」はとても興味深く、納得できるものだった。
 パネルディスカッションは、コーディネーターのO先生が冒頭にやった論点整理がピンとこなかったので(われわれの話題提供から論点整理したというより、O先生の自分の枠組みの中から論点を出してきただけじゃん、と思ってしまった)、始めの方は頭の中で考えをうまく整理できなかったが、隣のパネラーのHさんの国有林論発言のあたりから頭の整理ができるようになったので、なんとか発言できたと思う(十分ではないが)。
 この研究会の準備に奔走した大学スタッフの皆様、地元のTさんに厚く感謝いたします。とても有意義な時間でした。