朝の日差しが昇り始めた空から

 ケツメイシの2005年の傑作アルバム「ケツノポリス4」のなかに「朝日」という曲があり、そこのサビはこんな歌詞になっている。

朝の日差しが昇り始めた空から 君が目覚めた時から 始まるよ 今日一日の中で
朝の日差しが昇り差し込む窓から 君が気づいた時から 見えてくるよ 今日の君だけの眺め

 この3月に良いことが2つあり、いまの私の心境がこの曲のように弾んだものになっている。家族と仕事に関することだ。この二つのありがたき出来事によって、いよいよこれから人生の踊り場という感じで、果てなき地平線の彼方を目指して、いよいよ第一歩を踏み出すような気持ちだ。もちろんそれだけ背負うものやプレッシャーは強くなるが、いまはその不安より、未来に対する希望の方が大きい。ケツメイシの歌詞でいえば、「朝の日差しが昇り差し込」み、「見えてくるよ」「今日の君だけの眺め」という気持ちだ。今日、仕事で車を運転していたら、たまたまこの曲がかかり、「この曲こそ、今の私の心境だ!」と膝をうってしまった。
 わたしは技術者である。以前、このブログで茶道の始祖の千利休が言った技の修得の極意について触れたが(次のステージへの挑戦(千利休の「守・破・離」 )) 、利休にしたがい、技の習得の過程に「守・破・離」があるとすれば、今年からは本格的に「破・離」の領域に足を踏み入れ、一定度の形をつくっていかなければいけないと思っている。さまざまな人たちとの関わりのなかで、自分を高めていければと思っている。
 今年こそは、私にとっての「新しい朝」にしたいと思っている。
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