東野圭吾「秘密」(文春文庫)

 東野圭吾「秘密」は、バス事故で妻を失い、残された夫と娘の間の秘密。読み進むうちに、主人公の心情が痛いほどわかり、苦しくなった。自分がその立場だったらどういう選択をするか、と考えながら読んだ。

 きっと自分なら、主人公とは違う選択をするだろう…。